小平市 小児科 中山小児科医院

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小平市 小児科 予防接種 クリニック 中山小児科医院

お知らせ

ロタウイルスワクチン(ロタテック)

ロタウイルスは、こどもたちの重症の下痢の主な原因です。ロタウイルスワクチンが使われる前の時代において、ロタウイルスによる胃腸炎のため、毎年、アメリカ合衆国では、約270万人のこどもが発病し、約41万人のこどもが小児科外来を、205,000-272,000人のこどもが救急外来を受診し、55000-70000人のこどもが入院し、20-60人のこどもが死んでいたと推計されています。先進国ではロタウイルスによる胃腸炎で死亡することはまれなものの、全世界では、発展途上国を中心にロタウイルスによる胃腸炎で毎年、数十万人のこどもが亡くなっていると考えられています。Parasharらは、2004年には、全世界で年間527,000人の五歳未満の乳幼児がロタウイルスによる胃腸炎で亡くなっていると推計し、その85%以上がアフリカ・アジアの発展途上国で亡くなっているとしています(参考文献12)。乳幼児や小さいこどもたちでの発生が多いですが、日本・アメリカ合衆国では、5歳までに大部分のこどもがかかります。アメリカ合衆国では、5歳までに、ロタウイルスによる感染性胃腸炎により、5人中4人が発病し、7人中1人が小児科外来あるいは救急外来を受診し、70人中1人が入院し、20万人中1人が死亡すると推計されています。

脱水を起こすような重症の胃腸炎は、生後3-35ヶ月のこどもが多いです。嘔吐・発熱を伴った重症の下痢の場合には、脱水にショック、電解質の不均衡を伴い死にいたる可能性もあります。大人もかかりますが、軽症の場合が多いです。日本・アメリカ合衆国や北半球の温帯の国々では、11月から4月までの冬季に流行します。

ロタウイルスの胃腸炎は潜伏期は約2日(1-3日)です。3-8日続く水様の下痢と嘔吐が特徴です。嘔吐から始まることがしばしばあります。摂氏39度以上の発熱や腹痛がしばしばおこります。発熱・嘔吐から始まり、24-48時間後に頻回の水様の下痢へと続く場合もあります。咳や鼻水が見られる場合もあります。また、中には、ロタウイルスに感染しても何の症状も示さないこどももいます。症状がなくても便中にロタウイルスが排出されていることがあります。治ったあとの免疫は不完全で、またかかることもありますが、二度目にかかる場合は、重症でないのが通常です。生後3ヶ月以降の初回の感染が一番重症となりやすいです。生後3ヶ月未満の赤ちゃんが感染する率は比較的低いです。胎児のときに母親から受け継いだ抗体や母乳による免疫効果が考えられます。

ロタウイルスワクチンはいわゆる生ワクチンで生きたウイルスでワクチンを作るのですが、下痢や嘔吐などの症状を起こす副作用はほとんどなく、安全なワクチンです。ロタウイルス感染を約80%防ぐことが出来、重症ロタウイルス感染症には90%以上効果があります
ロタウイルスワクチンは生後6週から32週までに接種が必要です。その年齢以降はワクチンによる暢重積が起こることもあるので、32週までに接種をします。少なくとも4週間あけて3回接種です。

乳児期早く接種する必要があるので、同時接種を行わないとスケジュールが立てられません。ご希望の方はご相談ください。

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